ジェームズ・ジェイムズ・ヒルとは?
じぇーむずじぇいむずひる
ジェームズ・ジェイムズ・ヒルは、19世紀後半のアメリカで「グレート・ノーザン鉄道」を建設し、北部横断鉄道の整備を主導したカナダ生まれの鉄道王です。
ジェームズ・ジェローム・ヒル(James Jerome Hill、1838〜1916年)は、カナダ・オンタリオ州生まれのアメリカの実業家・鉄道経営者で、「エンパイア・ビルダー(帝国の建設者)」の異名を持ちます。
ヒルは若い頃にアメリカ・ミネソタ州セントポールに移住し、貿易・輸送業で財を成しました。1878年には経営危機にあったセントポール・パシフィック鉄道を買収し、これをグレート・ノーザン鉄道へと発展させました。1893年には政府補助金を一切受けずに独力でミシシッピ川流域からワシントン州シアトルまでを結ぶ太平洋横断鉄道を完成させ、アメリカ鉄道史に名を残しました。
彼の経営手法は財務規律を重視し、採算を重んじた着実な拡張で知られています。また、農業振興・移民奨励など沿線地域の開発にも積極的に取り組み、北部アメリカの経済発展に大きく貢献しました。
ジョン・モルガンとともにノーザン・セキュリティーズ社を設立したことで、セオドア・ルーズベルト政権の反トラスト訴追を受けたことでも歴史的に知られています。その生涯は農業・貿易・金融と鉄道経営を融合した近代アメリカ資本主義の縮図といえます。
使い方・例文
アメリカ北部横断鉄道の歴史を学ぶ際や、19世紀の産業資本家の経営手法を研究するとき、ジェームズ・ジェイムズ・ヒルの名前が必ず登場します。
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