ジェームズ・ウルフとは?
じぇーむずうるふ
ジェームズ・ウルフとは、18世紀イギリスの軍人で、七年戦争中のケベック攻略戦で勝利を収め、カナダの歴史を変えた将軍です。
ジェームズ・ウルフ(James Wolfe、1727〜1759年)は、イギリスの陸軍将軍で、北アメリカにおける七年戦争(フレンチ・インディアン戦争)の決定的な局面を担った人物です。イングランドのウェスターハムに生まれ、若くして軍に入り、カロデンの戦いなど各地の戦いで経験を積みました。
ウルフの名を歴史に刻んだのは、1759年のケベック包囲戦です。難攻不落とされていたフランス領ケベック城塞を攻略するため、ウルフは断崖絶壁のエイブラハム平原へ夜間に部隊を上陸させるという大胆な奇襲作戦を決行しました。この作戦は成功し、翌朝の平原での戦闘でイギリス軍はフランス軍を撃破しました。
しかしウルフ自身はこの戦闘中に被弾し、勝利を知りながらもその場で命を落としました。享年32歳でした。指揮官のフランス側のモンカルム将軍もこの戦闘で致命傷を受け、翌日死亡するという歴史的な巡り合わせとなりました。
ケベック陥落はその後のモントリオール降伏へとつながり、七年戦争終結後のパリ条約(1763年)でフランスはカナダ全域をイギリスに割譲しました。ウルフの勝利は北アメリカの歴史地図を塗り替えた決定的な出来事として、英語圏では広く知られています。
使い方・例文
カナダ史や七年戦争を扱う書籍・授業で「ケベックの戦いの英雄」として登場し、英国の歴史的勝利の象徴として語られます。
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