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ジェット気流積雪とは?

じぇっときりゅうせきせつ

ジェット気流積雪とは、上空を流れるジェット気流の位置や強さが地上の降雪パターンや積雪量に影響を与える気象現象です。

ジェット気流積雪とは、対流圏上部(高度約10km付近)を流れる強い偏西風の帯「ジェット気流」の位置・形状・強さが、地上の低気圧発達や寒気の流入パターンを左右し、結果として特定の地域への降雪・積雪量に大きく影響を与える現象を指します。

ジェット気流は通常、北半球では南北に蛇行しながら西から東へ流れています。この蛇行の形によって、寒気が南下しやすい地域と暖気が入りやすい地域が決まります。ジェット気流が大きく南に蛇行すると、その下では強い寒気が入り込み、低気圧が発達しやすくなるため、大雪になりやすいとされています。

ジェット気流と積雪の関係において重要な点は以下の通りです。

  • ジェット気流の蛇行(「リッジ」と「トラフ」)が冬型気圧配置を決める
  • ポーラーボルテックス(極渦)の乱れがジェット気流を弱め、寒気の南下を招く
  • 日本海側の豪雪もシベリア高気圧とジェット気流の配置に大きく依存する
  • 地球温暖化によるジェット気流の変化が積雪パターンの変動につながる可能性がある

近年、気候変動との関連でジェット気流の蛇行が以前より大きくなり、極端な豪雪や暖冬が繰り返されるとの研究もあります。冬の天候予報においてジェット気流の動向は非常に重要な指標となっています。

使い方・例文

「今年の日本海側は記録的な大雪」というニュースの背景には、ジェット気流が大きく南に蛇行してシベリアからの寒気が流れ込みやすい配置になっていることが挙げられる。

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