シートベルトプリテンショナーとは?
しーとべるとぷりてんしょなー
シートベルトプリテンショナーとは、衝突を感知した瞬間にシートベルトを素早く引き締め、乗員の体をシートに固定して傷害を軽減する自動車の安全装置です。
シートベルトプリテンショナー(Seatbelt Pretensioner)とは、自動車が衝突した際に、シートベルトに発生するたるみを瞬時に除去してベルトを締め付け、乗員の体がシートから前方へ飛び出すのを防ぐ安全装置です。エアバッグと連動して作動することが多く、現代の自動車の標準的な安全装備のひとつとなっています。
仕組みとしては、車体に装着された加速度センサー(衝突センサー)が衝突の衝撃を検知すると、プリテンショナーに内蔵された点火装置(パイロスクイブ)が高圧ガスを発生させ、ベルトを巻き取るリールを一気に逆回転させます。この動作はわずか数ミリ秒の間に行われます。
プリテンショナーの主な種類は以下のとおりです。
- パイロテクニカル式:火薬の爆発力でベルトを引き締める最も一般的な方式
- 電動式:モーターの力で引き締める方式(繰り返し使用が可能)
- 機械式(スプリング式):スプリングの反発力を利用する方式
プリテンショナーはフォースリミッター(力制限装置)と組み合わせて使われることが多く、ベルトが胸部に過大な力をかけないよう、一定以上の張力がかかると意図的にベルトを少し送り出す機能が付いています。プリテンショナーが作動した場合、多くの車種ではシートベルトの交換が必要になります。
使い方・例文
「事故後、シートベルトプリテンショナーが作動してベルトが固定され、乗員はエアバッグとの連携で大きな傷害を免れた」のように、自動車安全技術の説明や事故解析でよく言及されます。
この用語をシェア
最終更新: