シロハヤブサとは?
しろはやぶさ
シロハヤブサとは、北極圏に生息する世界最大のハヤブサで、白または淡色の羽衣を持つことで知られる猛禽類です。
シロハヤブサ(白隼、学名:Falco rusticolus)は、ハヤブサ目ハヤブサ科に属す世界最大のハヤブサです。体長は雌で約60センチメートル、雄で約50センチメートル、翼開長は雌で約130センチメートルに達します。体重は雌が最大2キログラムを超えることもあります。
羽色には個体差が大きく、白色型・灰色型・暗色型があります。純白に近い白色型は特に珍重されており、北極圏に近いほど白い個体が多い傾向があります。
北極圏・亜北極圏のツンドラ地帯・崖・島嶼に生息し、主にライチョウ・カモ・シギなどの中型鳥類を狩ります。ほかのハヤブサ類同様、急降下して獲物に体当たりする「ストーピング」という狩猟スタイルをとりますが、水平飛行でも非常に高速です。
歴史的には鷹狩り(鷹匠)で最高位の鳥とされ、中世ヨーロッパでは王侯貴族だけが使うことを許された特別な鷹でした。現在でも鷹狩り用として高値で取引されるため、密猟・野生個体の採取が絶えず、ワシントン条約(CITES)付属書Ⅱに掲載されています。日本では冬の季節風に乗って稀に飛来する迷鳥として記録されています。
使い方・例文
シロハヤブサは中世ヨーロッパの鷹狩りで「王の鷹」とも呼ばれ、外交の贈り物としても使われました。現代でも中東の富裕層の間で鷹狩り用の個体が高値で取引されます。
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