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シャーマニズムとは?

しゃーまにずむ

シャーマニズムとは、特別な能力を持つ呪術師(シャーマン)が霊的存在と交流し、共同体の問題解決する宗教的慣行です。

シャーマニズムとは、シャーマン(巫者・呪術師)と呼ばれる特殊な能力を持つ人物が、精霊・祖先の霊・神々などの霊的存在と交信し、病の治癒・予言・儀礼の執行などを行う宗教的・呪術的慣行の総称です。

シャーマンは通常、トランス状態(脱魂状態または憑依状態)に入ることで霊的世界にアクセスすると考えられます。このトランスは、太鼓・歌・踊り・断食・薬草などを通じて引き起こされます。シャーマンの役割は、霊的世界と現実世界の「仲介者」であり、共同体の危機に対処する専門家として機能します。

シャーマニズムは特定の宗教ではなく、世界各地で独立して発展した文化現象です。主な分布地域は以下の通りです。

  • シベリア・中央アジア(「シャーマン」という語はシベリアのツングース語に由来)
  • 北アメリカ・南アメリカの先住民社会
  • アフリカ・東南アジア・オセアニア
  • 日本(沖縄のユタ、東北のイタコなど)

近代人類学では、E・B・タイラーやミルチャ・エリアーデらによって体系的に研究されました。現代では、先住民族の文化保存運動や新霊性運動(ニューエイジ)の文脈で再評価される一方、文化の商品化をめぐる議論もあります。共同体の精神的・医療的ニーズを担ってきた点で、人類の宗教史を理解するうえで重要な概念です。

使い方・例文

たとえばシベリアの伝統的な村落では、病人が出るとシャーマンが太鼓を打ちながらトランス状態に入り、病の原因となった霊を探し出して追い払う儀礼を行います。

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