シャム・ベネガルとは?
しゃむべねがる
シャム・ベネガルはインドを代表する映画監督で、商業主義に頼らない「並行映画(パラレル・シネマ)」運動を牽引しました。
シャム・ベネガル(Shyam Benegal、1934〜2024年)は、インド出身の映画監督です。ボリウッドの華やかなエンターテインメント路線とは一線を画し、農村の貧困・搾取・カースト差別・女性の抑圧といった社会問題をリアルに描く「インド並行映画(New Indian Cinema)」を代表する人物として知られています。
1970年代にデビュー作『アンクール』(1974年)で農村社会の地主と小作人の関係を鋭く描き、国内外で高い評価を受けました。その後も『ニシャント』(1975年)、『マンタン』(1976年)など農村を舞台にした作品を継続して発表し、インド映画に新たな地平を開きました。
また、ドキュメンタリーやテレビ映像作品でも活躍し、インドの歴史・文化を広く伝える仕事にも携わりました。国内では最高位の映画賞であるダダサヘブ・ファルケ賞をはじめ数多くの賞を受賞しています。
- インド並行映画(パラレル・シネマ)の旗手
- 農村・社会問題をリアルに描く作風
- ダダサヘブ・ファルケ賞など国家的名誉を受賞
- ドキュメンタリー・テレビ制作にも貢献
使い方・例文
インド映画史を学ぶ際、シャム・ベネガルの名はボリウッドとは異なるアート映画・社会派映画の文脈で必ず登場します。
この用語をシェア
最終更新: