シモン・ボリバルとは?
しもんぼりばる
シモン・ボリバルとは、19世紀初頭に南米諸国をスペインからの独立へと導いた革命家・軍人であり、「南米の解放者」と称される歴史的英雄です。
シモン・ボリバル(1783〜1830年)は、現在のベネズエラのカラカスで生まれたクリオーリョ(植民地生まれのスペイン系)の軍人・政治家です。ヨーロッパ留学中にルソーやモンテスキューの啓蒙思想に触れ、南米独立への志を固めました。
彼が率いた独立戦争は長年にわたる困難な闘いでしたが、1819年のボヤカーの戦いでコロンビア(グラン・コロンビア)を解放し、さらにベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビアの独立に次々と貢献しました。ボリビアという国名は彼の名にちなんでいます。
ボリバルが夢見たのは南米諸国が連合した「大コロンビア」構想でしたが、地域ごとの利害対立や権力争いによって実現には至らず、晩年は政治的孤立の中で失意のうちに亡くなりました。
しかし後世における評価は高く、ベネズエラ、コロンビア、ボリビアなど複数の国で国民的英雄として崇敬されています。「エル・リベルタドール(解放者)」の称号は今もその功績を象徴しています。
使い方・例文
南米の歴史や政治を学ぶ際、「ボリバル主義」という言葉とともにシモン・ボリバルの思想が頻繁に取り上げられます。
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