サンドブラストとは?
さんどぶらすと
サンドブラストとは、圧縮空気で砂や研磨材を高速噴射して表面を削る加工技術で、ガラスや金属・石材などの彫刻・マット加工・表面処理に広く使われます。
サンドブラスト(sandblast)は、コンプレッサーで圧縮した空気(または水)に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材(ブラスト材)を混ぜて高速で対象物に吹き付け、表面を削ったり粗らしたりする加工技術です。19世紀後半にアメリカで発明され、現在は工業・芸術・建築など広い分野で活用されています。
用途は大きく分けて以下のようなものがあります。
- ガラス加工:表面を均一に荒らしてマット(すりガラス)仕上げにしたり、マスキングで図柄を彫刻したりする。表札・記念品・建築ガラスに多用
- 金属表面処理:塗装前の下地づくり(素地調整)や錆・旧塗膜の除去。自動車・船舶・橋梁工事に不可欠
- 石材加工:墓石や記念碑への文字・模様の彫刻
- 木材・プラスチック:テクスチャー付与やラベル除去などに活用
環境・安全面では、粉じんの吸入によるじん肺(シリコーシス)のリスクがあるため、石英砂の使用は多くの国で規制または禁止されており、代替ブラスト材(ガラスビーズ・スラグ・アルミナ等)が広く用いられています。また閉鎖型ブースでの作業と適切な防護具の着用が義務付けられています。
芸術・工芸の分野では細かいマスキングシートを使った繊細な模様の彫刻が可能で、ガラスアートの技法としても人気があります。
使い方・例文
ガラスの表札や酒瓶に入れられたロゴ・文字の彫刻には、サンドブラスト技法が使われていることが多く、白くすりガラス状になった部分がその加工痕です。自動車の塗装工場でも、旧塗膜を除去して下地を作る際にサンドブラストが使われています。
この用語をシェア
最終更新: