サンカルパとは?
さんかるぱ
サンカルパとは、ヨガや瞑想の文脈で用いられるサンスクリット語で、心から湧き出る「意図」や「誓願」を意味する概念です。
サンカルパ(Sankalpa)は、サンスクリット語で「sam(共に・完全に)」と「kalpa(誓い・決意)」が合わさった語で、深い意図・誓願・目的意識を意味します。単なる目標や願望とは異なり、自己の深層から湧き出る純粋な意志や使命感を指すとされます。
ヨガや瞑想、特にヨガ・ニドラー(眠りのヨガ)の実践においてサンカルパは重要な役割を果たします。実践者はリラックスした状態の中で、自分の本質的な意図を心の中で静かに唱えます。この状態では潜在意識にアクセスしやすいとされ、サンカルパが深く刻み込まれると考えられています。
サンカルパの設定にあたっては、以下のような点が重視されます。
- 現在形・肯定文で表現する(例:「私は健康で穏やかである」)。
- 自己の本質的な価値や使命に根ざしていること。
- 欲望や恐れからではなく、内側の静けさから生まれること。
- 短く明確な言葉で表現されること。
現代のウェルネス・マインドフルネスの文脈では、サンカルパはアファメーション(肯定的な自己暗示)と類似した概念として紹介されることもありますが、ヨガの伝統においてはより精神的・霊的な深みを持つ概念として扱われます。日常生活における行動の指針となるだけでなく、ヨガの実践全体を通じた内的な軸として機能します。
使い方・例文
ヨガ・ニドラーのセッションの始まりに、インストラクターから「自分だけのサンカルパ(意図)を心の中で静かに唱えてください」と促されることがあります。
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