サルゴン2世とは?
さるごんにせい
サルゴン2世とは、紀元前8世紀の新アッシリア帝国の王で、北イスラエル王国を滅ぼしイスラエル人を各地へ移住させたことで知られる強大な征服者です。
サルゴン2世(Sargon II、在位:紀元前722〜705年頃)は、古代メソポタミアの新アッシリア帝国の王です。伝説的な征服者サルゴン1世(アッカド王)の名を意図的に引き継いだとも言われ、その治世はアッシリア帝国の最盛期の一つとして評価されています。
サルゴン2世の最も有名な功績の一つは、北イスラエル王国の征服です。前王シャルマネセル5世が始めたサマリア包囲を引き継ぎ、紀元前722年にサマリアを陥落させました。その後、数万人規模のイスラエル人をアッシリア各地へ強制移住させたとされており、この出来事は旧約聖書にも記されています。「失われた十支族」の伝説もこの事件に由来します。
その他の主な軍事・政治的業績は以下のとおりです。
- バビロン・エラム・アラム諸国への遠征と支配拡大
- フリュギアのミダス王との外交交渉
- 新首都ドゥル・シャッルキン(現コルサバード)の建設
- アッシリア美術の最盛期を支えた宮殿建設
サルゴン2世は遠征中の紀元前705年に戦死し、建設途中だった新首都も事実上放棄されました。彼の死後、息子センナケリブがニネヴェを首都として継承しました。
使い方・例文
「聖書に登場するイスラエル人捕囚の出来事を歴史的に調べると、サルゴン2世の名前と新アッシリア帝国の征服政策が必ず出てくる。」
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