サイモン・ボリバルとは?
さいもんぼりばる
サイモン・ボリバルとは、19世紀初頭に南アメリカ諸国をスペインの植民地支配から解放した革命家・軍人で、「解放者」と呼ばれ現在もラテンアメリカの英雄として崇敬されている人物です。
シモン・ホセ・アントニオ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ボリバル(1783〜1830年)は、現在のベネズエラのカラカスに生まれた革命家・軍人・政治家です。スペイン系クリオーリョ(植民地生まれのヨーロッパ系住民)の裕福な家庭に育ち、ヨーロッパで教育を受けました。フランス革命やアメリカ独立の思想から深く影響を受け、南アメリカのスペインからの独立を生涯の使命としました。
19世紀初頭、彼は現在のベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビアにわたる広大な地域でスペイン軍と戦い、次々と独立を勝ち取りました。特にアヤクーチョの戦い(1824年)はスペインの南米支配に終止符を打つ決定的な勝利でした。ボリビアという国名は彼の名に由来しています。
ボリバルは「大コロンビア」として南米を統一しようとしましたが、地域間の対立や内紛により夢は実現しませんでした。晩年は政治的な孤立と病に苦しみながら1830年に47歳で死去しました。今日もラテンアメリカ各国で最大の英雄として崇められ、多くの地名・通貨・施設に名を残しています。
使い方・例文
ベネズエラの通貨「ボリバル」や南米の地理・歴史を学ぶ際に「サイモン・ボリバルはラテンアメリカのジョージ・ワシントンと呼ばれる」と説明されます。
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