ゴットフリート・ベームとは?
ごっとふりーとべーむ
ゴットフリート・ベームは、コンクリートを用いた表現主義的な宗教建築で知られるドイツの建築家で、プリツカー賞を受賞しています。
ゴットフリート・ベーム(1920〜2021年)は、ドイツの建築家で1986年にプリツカー賞を受賞しました。コンクリートを素材としながら有機的・彫刻的な造形を追求し、特にカトリック教会建築において独自の表現主義的スタイルを確立したことで世界的に知られます。
父のドミニクス・ベームも著名な教会建築家であり、その影響を受けながらミュンヘン工科大学で建築を学んだ後、家業を継ぎつつ独自の路線を切り開きました。代表作であるドイツのネヴィゲス(ベルブルク)の巡礼者教会「マリア女王教会」は、コンクリートの角錐形が折り重なるような異形の外観を持ち、内部は光と影が劇的に交差する空間となっており、現代宗教建築の傑作として世界中から巡礼者と建築研究者が訪れます。
彼の設計思想は、建物が周囲の風景や地形と対話しながら人間の精神的な営みに奉仕することを重視しています。コンクリートという近代的素材を使いながら、古代の要塞や中世の大聖堂が持つような重厚さと永続性を建物に与えることを目指しました。
100歳を超えるまで現役建築家として活動し続け、建築への情熱と職人気質を最後まで貫いた人物として後世にも語り継がれています。
使い方・例文
現代の宗教建築や表現主義的なコンクリート建築を解説する文脈で、ゴットフリート・ベームのネヴィゲス巡礼者教会は必ずといっていいほど言及される名作です。
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