コーンウォール・パスティとは?
こーんうぉるぱすてぃ
コーンウォール・パスティとは、イギリス南西部のコーンウォール地方発祥の伝統的な包み焼きパイで、肉と野菜をショートクラスト生地で包んで焼いたものです。
コーンウォール・パスティ(Cornish Pasty)は、イギリス南西端のコーンウォール地方に古くから伝わる伝統的な料理で、小麦粉のショートクラスト生地に牛肉・ジャガイモ・スウェード(カブの一種)・タマネギなどの具材を詰めて半月形に包み、焼き上げたものです。2011年にはEUの地理的表示(PGI)を取得しており、コーンウォールで製造されたものだけが「コーンウォール・パスティ」と名乗ることができます。
歴史的には、コーンウォールの鉱山労働者(ティン鉱山やコッパー鉱山)の携帯食として発展したとされています。分厚く縒った「クリンプ(縁かがり)」を持ち手にして食べ、有害な鉱石に触れた手で直接中身に触れないよう食べ終わったら持ち手部分を捨てていたという説が広く伝えられています。
本場のパスティには次のような特徴があります。
- 具材は必ず生のまま詰める(加熱済みの具材は使わない)
- スウェード(rutabaga)を必ず使用する
- クリンプは側面ではなく上部に来る
- 調味はシンプルに塩とコショウのみ
現在はイギリス全土だけでなく、コーンウォール移民が渡った北米・オーストラリア・南アフリカなどでも食べられています。手軽に持ち運べるランチとして現代でも広く親しまれています。
使い方・例文
コーンウォールを旅行すると、街のベーカリーでコーンウォール・パスティが焼きたてで販売されており、歩きながら食べる観光客の姿が多く見られます。
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