コーラスエフェクトとは?
こーらす えふぇくと
コーラスエフェクトとは、音に微妙なピッチと時間のずれを加えることで、複数の音源が重なったような豊かな広がりを生み出す音響効果です。
コーラスエフェクト(Chorus Effect)は、入力した音声信号に対して、ごくわずかな時間遅延(ディレイ)とピッチの揺らぎを加えた信号を生成し、それを原音に混合することで、複数の演奏者や歌手が同時に演奏・歌唱しているような豊かで広がりのあるサウンドを作り出すエフェクターです。
人間が複数人で同じメロディーを歌うとき、各人のピッチやタイミングはわずかにずれています。コーラスエフェクトはこの「自然なばらつき」を電子的に再現します。LFO(低周波発振器)でピッチを周期的に変動させることがその核心的な仕組みです。
コーラスエフェクトの主な用途と特性は以下のとおりです。
- ギターのクリーントーンに使うと弦楽器のような広がりが生まれる
- ベースに薄くかけると音の厚みと立体感が増す
- ボーカルに使うとハーモニーを加えたような豊かさが得られる
- シンセサイザーのパッドサウンドとの相性が特に優れている
1970〜80年代のポップスやロックで多用され、ギタリストのアンディ・サマーズ(ポリス)の演奏などで広く知られました。現代でもギター用コンパクトペダル、DAWプラグイン、シンセの内蔵エフェクトとして広く使われており、音楽制作に欠かせないエフェクトのひとつです。
使い方・例文
「ギターのクリーントーンにコーラスエフェクトをかけると、まるで複数のギターが重なっているような幻想的な響きになる」というように、音楽制作や機材の解説でよく使われる表現です。
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