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コンスタン・トロワイヨンとは?

こんすたんとろわいよん

コンスタン・トロワイヨンとは、19世紀フランスのバルビゾン派を代表する画家で、牛や羊などの家畜を豊かな自然の中に描いた動物画の名手として知られます。

コンスタン・トロワイヨン(Constant Troyon、1810〜1865年)は、フランスのセーヴル生まれの画家で、バルビゾン派の一員として19世紀中頃のフランス写実主義を代表する存在です。特に農村の家畜(牛・羊・犬)を雄大な自然の風景の中に描いた動物画で名声を確立しました。

トロワイヨンは磁器の絵付師として出発し、その後コロー・デュプレらバルビゾン派の画家たちと交流するなかで風景画へ転向しました。1847年にオランダを旅してポール・ポッテルやアルベルト・クイプらのオランダ黄金時代の動物画に感銘を受け、それ以降は動物を主役とした作品を精力的に制作するようになります。

作品の特徴は次のとおりです。

  • ノルマンディーやブルターニュの広大な牧草地を舞台にした構図
  • 空の光と大地の色彩を生き生きと捉えた大気感
  • 牛・羊・犬の動きと質感を写実的に描く高い技量
  • 荘厳さと親しみやすさを兼ね備えた穏やかな画面

サロン(官展)での受賞・入選を重ね、当時の美術市場でも高い人気を誇りました。現在はルーヴル美術館やオルセー美術館のほか、欧米の主要な美術館に作品が収蔵されており、バルビゾン派研究において欠かせない画家のひとりです。

使い方・例文

「フランス近代農村の牧歌的な風景を描いたトロワイヨンの絵は、西洋美術の動物画コレクションを解説する際によく取り上げられる代表作です。」

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