本文へスキップ

ゲートドライバとは?

げーとどらいば

ゲートライバとは、MOSFETやIGBTなどのパワースイッチング素子を高速・確実に駆動するための専用回路・ICです。

ゲートライバは、インバータや電源回路などのパワーエレクトロニクス機器において、MOSFETやIGBTのゲート端子に適切な電圧電流供給し、スイッチング素子を正確なタイミングで高速にオン/オフさせるための回路です。

パワー用MOSFETやIGBTのゲートは大きな入力容量を持つため、マイコンの出力ピンが直接駆動しようとすると、電流不足で充放電が遅くなりスイッチング損失が増大します。ゲートドライバはこの問題を解決するため、以下の役割を担います。

  • ゲート容量を素早く充放電する大電流出力能力
  • ハイサイド(上アーム)素子駆動のためのブートストラップ回路や絶縁電源
  • デッドタイム生成による上下アームの貫通電流防止
  • 過電流・過熱・低電圧などの保護機能
  • マイコンとパワー段の電気的絶縁(フォトカプラや磁気カプラ使用時)

代表的な用途にはモーターインバータ、DC-DCコンバータ、PFC回路、太陽光発電パワコンなどがあります。スイッチング周波数の高速化(数百kHz以上)や高耐圧化への対応が現在の開発トレンドとなっています。

使い方・例文

電気自動車のモーター制御インバータでは、ゲートドライバがIGBTを数kHz〜数十kHzで高速スイッチングし、滑らかなトルク制御を実現しています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語