ケーブルカーとは?
けーぶるかー
ケーブルカーとは、鋼鉄製のケーブルで車両を引き上げる仕組みを用いた鉄道の一種で、急勾配の山岳地や観光地で広く使われます。
ケーブルカーは、山の斜面や急勾配の地形に敷設された軌道上を、固定されたケーブル(鋼索)によって車両を引き上げ・下げる交通機関です。鉄道の一形態として「鋼索鉄道」とも呼ばれ、日本では鉄道事業法の適用を受けます。
仕組みの基本は、山頂側と山麓側に2両の車両を配置し、ひとつのケーブルで連結する「釣り合い式」が一般的です。上の車両が下がる重力エネルギーを利用して下の車両を引き上げるため、エネルギー効率に優れています。動力源としては電動モーターで巻き上げ機(ウインチ)を回す方式が主流です。
ケーブルカーが活躍する主な場面は次の通りです。
- 山岳観光地――高尾山・比叡山・生駒山など、山頂への観光アクセスに使われる
- 寺社仏閣へのアクセス――急な参道を補う交通手段として設置されている例がある
- スキー場――ゴンドラとは異なるが山岳輸送手段として類似した役割を担う
- 海外都市部――サンフランシスコのケーブルカーは地上路面を走る観光名物として有名
ゴンドラリフトやロープウェイと混同されることがありますが、ケーブルカーは軌道上を走行する点が異なります。日本では多くの観光地に設置されており、安全性の高い乗り物として長年親しまれています。
使い方・例文
「高尾山のケーブルカーに乗って山頂まで一気に上がった」という観光場面や、「急勾配のためケーブルカーでの輸送が採用された」という交通計画の文脈で使われます。
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