鋼鉄とは?
こうてつ
鋼鉄とは、鉄を主成分とし炭素などを加えて強度を高めた合金で、建築・機械・自動車など幅広い分野で使われる基幹素材です。
鋼鉄(こうてつ)とは、鉄(Fe)に炭素(C)をおおむね0.02〜2.1%程度含ませた合金であり、純鉄と比べて硬さと強度が大きく向上した金属素材です。英語では「steel(スチール)」と呼ばれます。
鉄は地球上に豊富に存在する元素ですが、純粋な鉄は柔らかく変形しやすいため、産業用途には不向きです。そこに炭素を加えて焼き入れや焼き戻しなどの熱処理を施すことで、結晶構造が変わり硬度や引張強度が飛躍的に向上します。炭素のほかにもケイ素・マンガン・クロム・ニッケルなどを添加した合金鋼も多く、用途に応じて特性が調整されます。
鋼鉄の主な種類には以下のものがあります。
- 炭素鋼:炭素量で軟鋼・中炭素鋼・硬鋼に分類される基本形
- ステンレス鋼:クロムを12%以上含み、さびにくい
- 工具鋼:高硬度で切削工具や金型に使われる
- 構造用合金鋼:橋梁や建築の骨格に用いられる高強度鋼
産業革命以降、製鉄技術の発展により鋼鉄の大量生産が可能となり、鉄道・造船・建築・自動車・機械など近代社会のあらゆる基盤を支えてきました。現代では電炉や転炉を用いた効率的な製造が行われ、リサイクル率の高い素材としても注目されています。
使い方・例文
高層ビルの骨組みや鉄道のレール、自動車のボディ、橋梁の主桁など、日常生活のあらゆる場面で鋼鉄製品が使われています。
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