ケーブルアンカレッジとは?
けーぶるあんかれっじ
ケーブルアンカレッジとは、吊り橋や斜張橋においてケーブルの張力を地盤や橋梁構造に固定するための定着構造物のことです。
ケーブルアンカレッジ(cable anchorage)とは、吊り橋・斜張橋・ケーブル構造物において、主ケーブルや斜材ケーブルが持つ大きな引張力を地盤や基礎構造に伝達・固定するための構造体を指します。アンカレッジとも呼ばれます。
吊り橋では、橋を吊り上げる主ケーブルが両端の主塔を経由し、橋の外側に向かって巨大な引張力を発生させます。この力を受け止めなければ橋全体が崩壊するため、ケーブルアンカレッジが不可欠です。アンカレッジには大別して以下の2方式があります。
- 重力式アンカレッジ:コンクリートや岩の重量でケーブルを固定する方式。大量のコンクリートや岩盤を利用する。
- トンネル式アンカレッジ:岩盤内にトンネルを掘削してケーブルを岩体に固定する方式。地盤が強固な場合に採用される。
明石海峡大橋(世界最長級の吊り橋)では、両端に巨大な重力式アンカレッジが設置されており、その内部は見学施設として公開されています。アンカレッジの設計には地質調査・構造計算・施工管理が複合的に関わり、橋梁工学・土木工学の重要な研究対象となっています。
使い方・例文
明石海峡大橋の神戸側と淡路島側には、主ケーブルの張力を受け止める巨大なケーブルアンカレッジが設置されており、橋の安全を支える核心的な構造物となっています。
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