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ケマル・アタテュルクとは?

けまるあたてゅるく

ケマル・アタテュルクとは、オスマン帝国崩壊後にトルコ共和国を建国した初代大統領で、近代化改革を主導した「トルコ建国の父」です。

ムスタファ・ケマル・アタテュルク(1881〜1938年)は、トルコ共和国の建国者であり初代大統領です。「アタテュルク」とは「トルコの父」を意味する称号で、1934年にトルコ大国民議会から贈られました。第一次世界大戦後のオスマン帝国崩壊という混乱の中で祖国の独立を勝ち取り、西洋的な近代国家への大改革を成し遂げた20世紀を代表する指導者の一人です。

アタテュルクは軍人として頭角を現し、第一次世界大戦中のガリポリの戦いで勝利を収めて英雄視されました。その後、連合国軍によるトルコ分割に抵抗する独立戦争を指揮し、1923年のトルコ共和国建国を実現しました。

大統領在任中(1923〜1938年)に断行した主な改革は次の通りです。

  • 政教分離を推進し、イスラム法廷を廃止して世俗主義を確立した
  • アラビア文字からラテン文字への文字改革を実施した
  • 女性参政権の付与や教育改革を進め、社会の近代化を図った
  • 西洋式の法典・カレンダー・服装を導入した

アタテュルクの改革は今もトルコ共和国の根幹をなしており、その肖像はトルコの紙幣や公共施設に広く使われています。近代国家の建設という観点から、世界史において欠かせない存在です。

使い方・例文

トルコ近現代史や「脱植民地化・民族自決」を扱う世界史の授業で必ず登場し、「近代化を推進した指導者」の代表例として紹介されます。

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