グリーンボンドとは?
ぐりーんぼんど
グリーンボンドとは、調達した資金を再生可能エネルギーや環境保護プロジェクトに限定して充てることを約束した債券で、環境への貢献と投資を結びつける金融商品です。
グリーンボンド(Green Bond)は、発行によって調達した資金を気候変動対策・再生可能エネルギー・省エネルギー・水資源管理・自然保護などの環境関連プロジェクトに限定して使用することを条件とした債券(社債・国債等)です。通常の債券と仕組みは同様ですが、資金使途の透明性と環境への貢献が特徴として付加されています。
グリーンボンドの市場は2007〜2008年頃に欧州投資銀行や世界銀行が発行したものを起源とし、その後急速に拡大しました。国際資本市場協会(ICMA)が定める「グリーンボンド原則(GBP)」が国際的な基準として広く参照されており、主に次の4つの柱で構成されています。
- 資金使途:環境的便益をもたらすプロジェクトに明確に限定すること
- プロジェクト評価・選定のプロセス:発行体が環境目標と適合性を透明に説明すること
- 資金管理:調達資金を追跡・管理し、充当先を明確にすること
- レポーティング:投資家に対して年次等で資金使途と環境インパクトを報告すること
発行体は政府・自治体・国際機関・企業と多岐にわたり、投資家はESG(環境・社会・ガバナンス)投資の観点からグリーンボンドを選好する傾向が強まっています。気候変動対策に向けた資金の流れを変える手段として、世界的に注目度が高まっている金融商品です。
使い方・例文
鉄道会社が省エネ車両の導入費用を調達するためにグリーンボンドを発行したり、自治体が太陽光発電施設の整備資金としてグリーンボンドを起債したりする事例が典型的です。
この用語をシェア
最終更新: