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グリオの踊りとは?

ぐりおのおどり

グリオの踊りとは西アフリカの語り部・音楽家であるグリオが演じる伝統的な芸能で、歴史の伝承と踊りが一体となった表現形式です。

グリオの踊りは、西アフリカマリセネガルガンビアギニアなど)の伝統社会において重要な役割を担う「グリオ(Griot)」と呼ばれる世襲制の芸能家・語り部たちが行う踊りや音楽の総称です。

グリオはジェリ(Jeli)とも呼ばれ、その職能は単なる芸人にとどまりません。彼らは一族の歴史・系譜・英雄譚を記憶し、歌や語りで次世代に伝える「生きた図書館」として社会的に重んじられてきました。グリオの主な役割には次のものが含まれます。

  • 歴史・神話・英雄伝説の口頭伝承
  • コラ(弦楽器)・バラフォン(木琴)・ジェンベ(太鼓)の演奏
  • 祝宴・冠婚葬祭・王室儀礼での祝詞や歌唱
  • 踊りを交えた総合的な芸能の演出
グリオの踊りは単独の舞踊形式として固定されているわけではなく、演奏・歌唱・語りと一体化した動的な表現の一部です。力強い打楽器に合わせた全身を使う大きな動きや、地面に近い重心でのステップが多く見られます。

現代でもグリオの伝統は生きており、西アフリカの婚礼や式典での活躍はもちろん、世界音楽(ワールドミュージック)の潮流の中でその芸能が国際的に注目されています。

使い方・例文

西アフリカの結婚式では、グリオが新郎新婦の一族の歴史を歌い上げながら踊りを披露し、その場の格式と喜びを高める役割を担います。

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