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グプタ朝のチャンドラグプタ2世とは?

ぐぷたちょうのちゃんどらぐぷたにせい

グプタ朝チャンドラグプタ2世とは、4世紀末から5世紀初頭にかけてインドを統治した国王で、グプタ朝の最盛期をもたらし「インドの黄金時代」を現出させた人物です。

チャンドラグプタ2世(Chandragupta II、在位375年頃〜415年頃)は、インドグプタ朝第4代王であり、「ヴィクラマーディティヤ(勇者の太陽)」の称号で称えられた君主です。父サムドラグプタの征服事業を引き継ぎ、軍事・外交・文化の各面で王朝の絶頂期を実現しました。

チャンドラグプタ2世の治世における最大の軍事的業績は、西インドのサカ族(西クシャトラパ)を駆逐してグジャラート・マールワー地方を版図に組み込んだことです。これによりインド洋交易の要衝を確保し、ローマや中国との国際貿易から莫大な富を得ることができました。

この時代の特徴は次のとおりです。

  • サンスクリット文学の最盛期:詩人カーリダーサ(『シャクンタラー』の作者)ら文人を保護
  • 天文学者・数学者アーリヤバッタの輩出(ゼロの概念の発展にも関わる時代)
  • ヒンドゥー教芸術・彫刻の著しい発展
  • 仏僧法顕の訪問(405年頃)によって外部に伝えられた繁栄の記録

グプタ朝時代は「インドの黄金時代」と呼ばれ、科学・数学・哲学・芸術が同時に花開いた稀有な時代として現代に評価されています。チャンドラグプタ2世はその象徴的な存在であり、インド史における偉大な文化的守護者の一人とみなされています。

使い方・例文

インド史や南アジア文化の概説において、グプタ朝の繁栄を示す例として、チャンドラグプタ2世の宮廷で活動したカーリダーサの詩劇が引き合いに出されます。

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