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クリーニングステーションとは?

くりーにんぐすてーしょん

クリーニングステーションとは、海洋生物が寄生虫や老廃物を取り除いてもらうために集まる、特定の場所や生態的な掃除サービスの場のことです。

クリーニングステーションとは、海中の特定の場所で、クリーナーと呼ばれる小型の生物が大型魚やウミガメなどの体表についた寄生虫、壊死した組織、食べ残しなどを取り除く行動が繰り返し観察される場所を指します。自然界における相利共生(ムチュアリズム)の典型例です。

主な「クリーナー」として活躍するのは、ホンソメワケベラ(クリーナーラス)という小型の魚です。鮮やかな青と黒の縦縞模様を持ち、大型魚にとっても「食べない相手」と認識されています。また、スカンクシュリンプなどのエビの仲間もクリーナーとして機能します。

クリーニングステーションで観察できる特徴には以下があります。

  • クリーニングを求める魚がヒレを広げたり体色を変えたりして「待機ポーズ」をとる
  • クリーナーが口の中やエラの内部にまで入り込んで寄生虫を取る
  • 捕食者であるはずの大型魚がクリーナーを食べない暗黙のルールが成立している
  • 特定の岩や根など、場所がほぼ固定されている

ダイビング中にこの場所を見つけると、マンタやウミガメが列を作って待機している壮観な光景を観察できることがあります。生態系における役割の大きさから、海洋保全の文脈でも注目されています。

使い方・例文

モルディブやパラオのダイビングポイントでは、マンタが同じ根の周りを旋回しながらクリーニングを受けている場面をよく見ることができます。

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