クリソプレーズとは?
くりそぷれーず
クリソプレーズとは、ニッケルを含む緑色の玉髄(カルセドニー)で、古くから宝飾品に使われてきた準宝石です。
クリソプレーズとは、二酸化ケイ素(SiO2)を主成分とする石英の微細結晶集合体「玉髄(カルセドニー)」の一種で、ニッケルの化合物によって鮮やかなアップルグリーンから黄緑色に着色された半透明の鉱物です。その名はギリシャ語で「黄金の葱」を意味する語に由来するとされています。
クリソプレーズの色はニッケルシリケート(ケイ酸ニッケル)の微細な包有物に由来しており、色の深さは含まれるニッケルの量によって変化します。最も価値が高いとされるのは濃く鮮やかなアップルグリーンで、エメラルドと見紛うほどの色合いを持つものもあります。ただしエメラルドと異なり、クリソプレーズはクロムではなくニッケルによる着色です。
主な産地はオーストラリア(ニューサウスウェールズ州)、ポーランド(シロンスク地方)、タンザニア、ブラジルなどです。ヨーロッパではポーランド産のものが古くから利用されており、中世の装飾芸術にも使われた記録があります。
宝飾用途では磨いてカボション(丸みのある形)に加工されることが多く、リングやペンダントトップなどに用いられます。モース硬度は6〜7程度で比較的丈夫な石です。直射日光や高温への長時間の露出によって色あせることがあるため、取り扱いには注意が必要とされています。
使い方・例文
宝石店でアップルグリーンの半透明なリングストーンが「クリソプレーズ」として販売されており、エメラルドより手が届きやすい緑系の天然石を求める方に選ばれる場面で登場します。
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