玉髄とは?
ぎょくずい
玉髄とは、微細な石英の結晶が集まってできた鉱物で、半透明から不透明のさまざまな色合いをもち、装飾品や工芸品に古くから使われてきた宝石素材です。
玉髄(ぎょくずい、英語:Chalcedony)は、二酸化ケイ素(SiO₂)からなる石英の一種で、肉眼では識別できないほど微細な結晶(潜晶質)が緻密に集合した鉱物です。モース硬度は約6〜7と比較的高く、傷つきにくい性質を持ちます。
玉髄はその色や模様によって多くの変種に分類されます。代表的なものを挙げると以下のとおりです。
- カーネリアン(紅玉髄):赤橙色で古代から印章や護符に使用
- クリソプレーズ:ニッケルを含む緑色の変種
- アゲート(瑪瑙):縞模様をもつ玉髄の総称
- ジャスパー(碧玉):不透明で多彩な色合いをもつ変種
世界各地で産出され、古代エジプト・メソポタミア・ギリシャ・ローマなど多くの文明でビーズ・印章・カメオ・装飾品の素材として珍重されてきました。現代でも宝飾品・置き物・彫刻の素材として広く流通しています。
産地としてはブラジル・インド・マダガスカルなどが知られています。加工が比較的容易なことも、古来より多彩な用途に活用されてきた理由のひとつです。
使い方・例文
アクセサリーショップでカーネリアンや瑪瑙と表示されたビーズやペンダントトップを見かけるとき、それらはいずれも玉髄の仲間にあたります。
この用語をシェア
最終更新: