碧玉とは?
へきぎょく
碧玉とは、不透明で緻密な玉髄の一種で、赤・緑・黄・茶など多彩な色をもち、古くから印章・装飾品・彫刻の素材として世界中で使われてきた宝石です。
碧玉(へきぎょく、英語:Jasper)は、二酸化ケイ素(SiO₂)を主成分とする潜晶質の石英(玉髄)の一種です。鉄やその他の不純物を多く含むため不透明で、赤・橙・緑・黄・茶・黒など実に多彩な色や模様を示します。モース硬度は6.5〜7程度で、研磨すると美しい光沢が出ます。
碧玉の色は含まれる酸化鉄などの成分によって決まります。とくに赤色のもの(レッドジャスパー)は古代から護身符や装身具として珍重されてきました。また縞状・斑点状・風景画のような模様をもつものなど、個体ごとに異なる表情が魅力のひとつです。
歴史的には古代エジプト・メソポタミア・ギリシャ・ローマ・中国などの文明で印章・護符・カメオ・椀・装飾品に広く使用されており、「聖なる石」として宗教的な意味合いを持つこともありました。旧約聖書にも「ヤシェペ(jasper)」として記述があります。
産地はインド・ロシア・ブラジル・マダガスカル・アメリカなど世界各地に及びます。現在でもビーズ・カボション(丸みに磨いた宝石)・置き物・彫刻として流通しており、コレクターや宝飾愛好家に人気があります。
使い方・例文
鉱石ショップで赤茶色や緑色の不透明な石が「ジャスパー」と表示されているとき、それが碧玉であり、産地や色のバリエーションが豊富なことが確認できます。
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