クリスチャン4世 (デンマーク王)とは?
くりすちゃんよんせい
クリスチャン4世とは、16〜17世紀のデンマーク=ノルウェー王で、建築事業や三十年戦争への介入など、在位期間の長さと多彩な業績で知られる国王です。
クリスチャン4世(1577〜1648年)は、デンマーク=ノルウェー王国を約60年にわたって統治したオルデンブルク朝の国王です。在位期間は1588年から1648年に及び、デンマーク史上最長クラスの君主のひとりとして数えられます。
彼の治世は、国内の積極的な建設事業で特徴づけられます。コペンハーゲンの都市整備に力を注ぎ、ロッセンボー城やクリスチャンスボー宮殿の前身となる施設、天文台「円塔(ルンデタールン)」など多くの建築物を残しました。また、現在のノルウェー南部にクリスチャンサン市を建設するなど、植民・都市開発にも積極的でした。
対外政策では、バルト海の制海権をめぐってスウェーデンと激しく競いました。三十年戦争(1618〜1648年)にはプロテスタント側の盟主として介入しましたが、スウェーデンやドイツ諸侯との連携がうまくいかず、軍事的には失敗に終わりました。この敗北でデンマークはドイツ北部への影響力を大きく失いました。
晩年も精力的に政務を執り続け、1648年に70歳で死去しました。今日でもデンマーク人に人気が高い国王のひとりで、その活動的な君主像は多くの絵画や文学に描かれています。
使い方・例文
デンマークの歴史やバルト海地域の17世紀政治史を学ぶ際、また三十年戦争の参戦国を調べる文脈でクリスチャン4世の名が登場します。
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