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クノッソス宮殿とは?

くのっそすきゅうでん

クノッソス宮殿とは、ギリシャクレタ島に残るミノア文明の遺跡で、紀元前2000年頃に栄えた巨大な複合建築として知られています。

クノッソス宮殿(クノッソスきゅうでん)は、地中海クレタ島北部に位置するミノア文明最大の宮殿遺跡です。紀元前2000年頃に建設が始まり、複数回の増改築を経て最盛期には数千人が暮らしたと考えられる広大な複合施設となりました。

建物は多数部屋廊下・中庭・倉庫・工房が複雑に組み合わさった構造で、その迷宮のような配置がギリシャ神話の「ラビュリントス(迷宮)」のモデルになったとも言われます。神話ではクレタ王ミノスが怪物ミノタウロスをこの迷宮に閉じ込めたとされ、英雄テセウスが退治する物語は古くから語り継がれてきました。

遺跡は紀元前1450年頃に大規模な破壊を受け、その後衰退しました。近代的な発掘は20世紀初頭にイギリスの考古学者アーサー・エヴァンズによって行われ、フレスコ画・土器・線文字B粘土板など多数の遺物が出土しました。エヴァンズは部分的な復元も行っており、現在見られる赤色の柱や壁画の一部はその復元によるものです。

クノッソス宮殿はユネスコの世界遺産候補地としても注目され、ミノア文明の政治・経済・宗教の中心地として、ヨーロッパ最古の高度文明の証として非常に重要な遺跡とされています。

使い方・例文

地中海クルーズやギリシャ旅行の際に訪れる観光地として有名です。世界史や西洋古代文明を学ぶ授業でも「ミノア文明の中心地」として取り上げられます。

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