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クヌート・ラスムッセンとは?

くぬーとらすむっせん

ヌート・ラスムッセンとは、20世紀初頭のデンマーク系グリーンランド出身の探検家・民族学者で、イヌイット文化の研究と北極圏の大規模横断探検で名高い人物です。

ヌート・ラスムッセン(1879〜1933年)は、デンマーク人の父とグリーンランドイヌイットの母を持ち、グリーランドで生まれ育った探検家・民族学者です。イヌイット語を母語のように話せた背景から、北極先住民族の文化研究において他の追随を許さない成果を残しました。

主な業績は以下の通りです。

  • 「チューレ探検隊」を組織し、グリーンランド北部の地理的探査を実施
  • 1921〜1924年の「第5次チューレ探検」でベーリング海峡に至るまでの北米北極圏を横断(約3万キロ)
  • アラスカ・カナダ・グリーンランドにわたるイヌイット諸族の神話・歌謡・習俗を記録・保存
  • 多数の著作を通じてイヌイット文化を世界に紹介

彼の北米北極圏横断は犬ぞりを用いたもので、地理的・文化的に未踏の多くの地域を調査した偉業です。フリチョフ・ナンセンとならんで北極探検の黄金時代を代表する人物として、北欧では広く称えられています。1933年に食中毒が原因で亡くなるまで、精力的に探検と研究を続けました。

使い方・例文

北極探検や先住民族文化の研究を扱う文脈で登場し、「犬ぞりで北米北極圏を横断した探検家」として紹介されることが多い人物です。

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