クチプディとは?
くちぷでぃ
クチプディとは、インドのアーンドラ・プラデーシュ州を発祥とする古典舞踊・音楽劇の伝統芸能です。
クチプディ(Kuchipudi)は、南インドのアーンドラ・プラデーシュ州クチプディ村を発祥とするインド古典舞踊のひとつです。舞踊・演劇・音楽が一体となった総合芸術であり、インド政府が認定する8つの古典舞踊様式のうちのひとつに数えられています。
その起源はおよそ数百年前にさかのぼるとされ、ヒンドゥー教の神々、特にクリシュナ神にまつわる物語(バーガヴァタ・プラーナなど)を演じる宗教的な奉納舞踊として発達しました。かつては男性のバラモン階級の演者が女役も含めて演じましたが、現代では女性の舞踊家も多く活躍しています。
クチプディの特徴としては以下の点が挙げられます。
- 表情(アビナヤ)と足技(ナッタ)を組み合わせた表現力豊かな演技
- テルグ語による歌や語りを伴う演劇的な構成
- 頭上に水の入った壺を乗せて踊る「タランガム」などの高度な技巧
- 華やかな衣装と化粧による視覚的な美しさ
20世紀以降、巨匠ヴェンパティ・チンナ・サティヤムらによって体系化され、世界的に普及しました。現在はインド国内にとどまらず、海外のインド系コミュニティや芸術祭でも上演されており、インド文化を代表する舞踊のひとつとして広く知られています。
使い方・例文
インドの古典芸能を紹介する文化イベントや国際芸術祭で、バラタナティヤムやカタックとともにクチプディが演目として取り上げられることがあります。
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