ガン・ユー(関羽)とは?
かんう
中国の三国時代に活躍した蜀漢の武将で、その忠義と武勇から「武聖」として神格化され、現代まで広く信仰される歴史的英雄です。
関羽(かんう、?〜219年)は、中国の後漢末期から三国時代にかけて活躍した武将で、蜀漢の君主・劉備の義兄弟として仕えました。中国語読みではグアン・ユー(Guān Yǔ)とも表記されます。字(あざな)は「雲長」で、河東郡(現在の山西省)の出身とされています。
関羽は劉備・張飛とともに「桃園の誓い」を結んだ義兄弟として、『三国志演義』(明代に成立した歴史小説)に描かれています。実際の史書『三国志』でも優れた武将・指揮官として記録されており、その勇猛さと劉備への忠誠心は際立っていました。
彼の主な逸話・業績として以下が知られています。
- 曹操に一時降伏したものの、劉備の所在を知ると恩人への義理を返して戻った「千里行」の故事
- 荊州の守備を任され長年にわたって拠点を守った
- 219年、呉の呂蒙の奇襲により荊州を失い、敗走の末に捕らえられて処刑された
死後、関羽は歴代王朝によって「武聖」として尊崇され、道教・仏教・儒教の枠を超えて信仰される神となりました。商業の神・守護神としても祀られ、現代でも中国・台湾・東南アジアの華人社会で広く信仰されています。
使い方・例文
三国志のゲームや漫画・映画で英雄的な武将として登場するほか、中華料理店や商店の神棚に「関帝」として祀られることもあります。
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