ガンタケとは?
がんたけ
ガンタケとは、秋の雑木林に生えるテングタケ科のキノコで、食用にもなりますが毒キノコとの混同に注意が必要な種です。
ガンタケ(雁茸、学名:Amanita rubescens)は、テングタケ科テングタケ属に属するキノコです。「雁茸」の名は、雁(ガン)が渡ってくる秋の時季に発生することに由来するという説があります。ヨーロッパでも広く分布し、Amanita rubescens(ルーベスケンス:赤みを帯びる、の意)という学名の通り、傷つくと肉が赤みを帯びる特徴が識別のポイントです。
形態的な特徴は以下の通りです。
- 傘の直径は5〜15cm程度で、灰褐色〜赤褐色を帯び、表面に灰白色のかさぶた状のいぼ(つばの名残)が散在する。
- 柄は白色〜淡褐色で、つばと根元の袋(つぼ)を持つテングタケ属の典型的な形状。
- 肉は白色だが、傷をつけると徐々に赤みを帯びる(rubescens の特徴)。
加熱すれば食用になるとされていますが、生食は消化器系の中毒を起こします。また、外見が毒キノコのタマゴテングタケやドクツルタケに似ているため、誤食事故の危険があります。テングタケ属には猛毒種が多いことから、ガンタケを含むこの属のキノコは採取・食用に高い注意が必要です。
ガンタケは夏〜秋にかけてコナラ・アカマツなどの混交林の地上に単生または散生します。菌根菌として樹木と共生関係を結んでいます。
使い方・例文
キノコ図鑑でガンタケを調べる際、傷口が赤くなる特徴が識別の鍵となります。ただし同属の毒キノコと酷似するため、キノコ採りの経験者でも「テングタケ属は慎重に」と言われるほど見分けが難しいキノコとして紹介されます。
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