カール・リンネとは?
かーるりんね
カール・リンネは18世紀スウェーデンの植物学者で、生物の学名に二名法を確立し「分類学の父」と呼ばれる人物です。
カール・リンネ(Carl Linnaeus、1707〜1778年)は、スウェーデン生まれの博物学者・植物学者であり、現代生物分類学の礎を築いた人物として広く知られています。
リンネ最大の業績は二名法(binomial nomenclature)の体系化です。これは生物の学名を属名と種小名の2語で表す方式で、たとえばヒトは「Homo sapiens」と表記されます。この方式は世界共通の科学的名称として現在も使われており、国や言語が異なっても同一の生物を指し示すことができます。
主な著作として、植物界を雄しべの数などで分類した『植物の種』(1753年)や、動物・植物・鉱物を体系化した『自然の体系』(1735年)があります。これらの著作でリンネは何千種もの生物に学名を与え、分類の階層(界・門・綱・目・科・属・種)の基礎を整えました。
リンネの分類体系はその後の進化論とも接続され、ダーウィンをはじめとする後世の研究者が生物多様性を考える上での共通言語となりました。現在も「国際命名規約」に基づき、リンネが命名した学名の多くが有効です。医学・農学・生態学など幅広い分野で、リンネが整えた分類の枠組みは欠かせない基盤となっています。
使い方・例文
生物の授業で「ネコの学名はFelis catusである」と習うとき、この表記法はリンネが確立した二名法に基づいています。
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