リンネとは?
りんね
リンネとは、生物の分類体系と二名法を確立したスウェーデンの博物学者で、「分類学の父」と称される人物です。
カール・フォン・リンネ(Carl von Linné、1707〜1778年)は、スウェーデンの博物学者・医師であり、現代生物分類学の基礎を築いた人物です。ウプサラ大学で医学・植物学を学び、同大学の教授として長く活躍しました。
リンネの最大の業績は、生物に属・種の2つのラテン語名を組み合わせて命名する「二名法(binomial nomenclature)」の確立です。1753年の『植物の種』および1758年の『自然の体系』第10版でこの体系を大成し、現在も世界中の生物学・分類学の標準として使用されています。
彼が整備した分類体系の主な特徴は以下の通りです。
- 界・綱・目・属・種という階層的分類体系
- ラテン語の二名法による学名の統一
- 植物の花の形態(おしべ・めしべの数)による分類
- 動物・植物・鉱物の3界への体系的整理
リンネは生涯に数千種の植物・動物を記載・命名し、生物学に統一的な言語をもたらしました。彼の分類体系は後にダーウィンの進化論によって発展的に継承され、現代の系統分類学の出発点ともなっています。
使い方・例文
生物の学名や分類体系について学ぶ際に、リンネの二名法は最初に紹介される基本概念として必ず登場します。
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