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カンディド・ポルティナリとは?

かんでぃどぽるてぃなり

カンディド・ポルティナリとは、20世紀ブラジルを代表する画家で、ラテンアメリカの社会的写実主義を代表する壁画・油彩作品で国際的に知られる人物です。

カンディド・ポルティナリ(Cândido Portinari、1903〜1962)は、ブラジルサンパウロ州ブロダウスキに生まれた画家です。イタリア移民の大家族に生まれ、コーヒー農園の労働者として育つ中で幼い頃から絵の才能を示しました。リオデジャネイロの国立美術学校で学んだ後、奨学金を得てヨーロッパに留学し、特にスペインの画家ゴヤやエル・グレコの影響を受けました。

帰国後のポルティナリは、ブラジルの農業労働者・移民・先住民・貧困層など、社会の底辺に生きる人々の姿を大画面に描く社会的写実主義のスタイルを確立しました。メキシコのディエゴ・リベラと並ぶラテンアメリカ壁画運動の代表者として国際的に評価されています。

主な代表作・評価のポイントは以下の通りです。

  • ワシントンD.C.の米国議会図書館に収蔵されている大壁画「平和と戦争」
  • ニューヨークの国連本部に設置された壁画「戦争」と「平和」
  • コーヒー農園の労働者を描いた油彩群(国際的な展覧会で高い評価)

晩年は壁画制作に使用した顔料(鉛・ヒ素)による慢性中毒に苦しみながらも制作を続け、1962年にリオデジャネイロで58歳で亡くなりました。ブラジルの紙幣や切手にも肖像が使われるなど、国民的芸術家として称えられています。

使い方・例文

ブラジルの美術館や国際的な壁画アートを扱う展覧会で、ポルティナリの作品は「ラテンアメリカ社会派絵画」の代表例として紹介されることがあります。

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