カワウとは?
かわう
カワウとは、日本の河川や湖沼に生息し、潜水して魚を捕る大型の水鳥です。
カワウ(川鵜)は、ウ目ウ科に属する大型の水鳥で、全長は80〜100センチメートルほどあります。日本全国の河川・湖沼・海岸に広く生息し、近年は内陸部でも個体数が増加して身近な存在となっています。
カワウの最大の特徴は優れた潜水能力です。水面から一気に潜り、翼と強力な足を使って水中を泳ぎながら魚を追いかけて捕食します。潜水時間は数十秒から1分近くに及ぶこともあります。一方で、羽毛に防水性がなく水を含みやすいため、採食後には翼を広げて乾かす独特のポーズが見られます。これは油分の少ない羽毛構造によるもので、水への沈みやすさが潜水の助けになっているとも考えられています。
集団でコロニーを形成して繁殖し、木の上に巣を作ります。大きなコロニーでは糞害や木の枯死が問題となり、農業・漁業への食害とあわせて各地で個体数管理が課題となっています。かつて個体数は激減していましたが、保護の結果として回復し、現在は増えすぎた地域もあります。
鵜飼(うかい)にはカワウではなくウミウが主に使われますが、カワウも一部で利用されます。黒く光沢のある羽毛と鮮やかな黄色いくちばし根元が識別のポイントです。
使い方・例文
川沿いの木に翼を広げたまま静止しているカワウを見かけることがあります。河川の魚資源管理や漁業被害対策の文脈でよく話題になる鳥です。
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