カミツレとは?
かみつれ
カミツレとはキク科の一年草で、ハーブティーや民間薬として広く用いられる植物です。
カミツレ(加密列)は、キク科シカギク属に分類される一年草の植物で、学名をMatricaria chamomillaといいます。原産地はヨーロッパ中部から西アジアにかけての地域で、現在では世界各地で栽培・自生しています。日本語名「カミツレ」はオランダ語の「カモミール(kamille)」に由来しており、英語では「ジャーマンカモミール」とも呼ばれます。
草丈は20〜60センチほどで、春から夏にかけて白い舌状花と黄色い筒状花からなる小さな頭花を咲かせます。花にはリンゴに似た甘い香りがあり、この香り成分の主体はカマズレン(青色の精油成分)やビサボロールです。これらの成分には抗炎症・鎮静・抗菌作用があるとされ、古くから薬草として利用されてきました。
主な用途には以下のものがあります。
- ハーブティー:乾燥させた花をお湯で浸出し、リラックスや安眠促進の目的で飲まれます
- アロマテラピー:精油として芳香浴や吸入に利用されます
- スキンケア:抗炎症作用を生かしたクリームやローションの原料となります
- 入浴剤・石けん:花の香りと肌への働きを活用した製品に配合されます
ヨーロッパでは古代から「地面のリンゴ」と呼ばれるほど親しまれてきた植物であり、現代のハーブ療法においても重要な位置を占めています。日本薬局方にも収載されており、去痰・消炎目的の生薬としても認められています。
使い方・例文
「就寝前にカミツレのハーブティーを一杯飲むと、リラックスして眠りやすくなる」などのように、飲用や芳香浴の文脈でよく登場します。
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