カザフ族とは?
かざふぞく
カザフ族とは、中央アジアを中心に居住するテュルク系民族で、カザフスタンの主要民族であり、独自の遊牧文化と言語を持ちます。
カザフ族(カザフ人)は、中央アジアのカザフスタンを主な居住地とするテュルク系民族です。カザフスタン共和国の国民の約7割を占める最大民族であるほか、中国の新疆ウイグル自治区・モンゴル・ロシアなど周辺国にも多く暮らしています。
歴史的にはユーラシアのステップ地帯を舞台とした遊牧生活を基盤としており、馬の飼育・乗馬に長けた文化を育んできました。15世紀頃にカザフ・ハン国が成立し、独自の民族アイデンティティが形成されたとされています。19世紀にはロシア帝国の支配下に置かれ、ソ連時代には集団農場化政策による強制定住化が進みましたが、伝統的な遊牧文化や風習は現代でも受け継がれています。
カザフ族の文化的特徴としては以下が挙げられます。
- ゲル(ユルト)と呼ばれる組み立て式の移動住居
- 馬乳を発酵させた「クムス」などの伝統食
- 口承詩(ジャウ)や楽器「ドンブラ」による音楽文化
- カザフ語(テュルク語族)を母語とする独自の言語体系
現在のカザフスタンでは近代化が進む一方、遊牧文化の復興や文化遺産の保護にも力が入れられており、国際社会からも注目されています。
使い方・例文
カザフ族の伝統行事では、馬に乗りながら行う競技「コクパル」や、花嫁と花婿の一族が馬で争う「クズクуу」などが今日も披露されます。
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