オームの法則とは?
おーむのほうそく
「法則」の用語まとめを見るオームの法則とは、電気回路において電圧・電流・抵抗の間に成り立つ「電圧=電流×抵抗」という基本的な関係式です。
オームの法則は、ドイツの物理学者ゲオルク・ジーモン・オームが19世紀前半に発見した電気の基本法則です。導体に加わる電圧V(ボルト)、流れる電流I(アンペア)、導体の電気抵抗R(オーム)の間には次の関係が成立します。
V = I × R(電圧 = 電流 × 抵抗)
この式を変形すると、I = V / R(電流 = 電圧 ÷ 抵抗)、R = V / I(抵抗 = 電圧 ÷ 電流)とも表せます。電気回路の計算において最も基本となる公式であり、中学校の理科から大学の電気工学まで幅広く用いられます。
オームの法則の理解と応用のポイントは次のとおりです。
- 電圧が一定なら、抵抗が大きいほど電流は小さくなる
- 抵抗が一定なら、電圧が高いほど電流は大きくなる
- 直列回路では抵抗の和、並列回路では逆数の和で合成抵抗を求める
- この法則は金属などの線形素子に成立し、ダイオードなど非線形素子には単純には適用できない
電気抵抗の単位「オーム(Ω)」は、この法則を発見したオームにちなんで命名されました。家庭の電気配線設計、電子機器の回路設計、ショートや過電流の防止など、実生活・産業のあらゆる場面でオームの法則が活用されています。
使い方・例文
100ボルトの電源に50オームの抵抗をつないだとき、オームの法則(I = V/R)を使うと電流が2アンペアと求められ、電気機器の設計や故障診断に活用されます。
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