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オーシャニックコントロールとは?

おーしゃにっくこんとろーる

オーシャニックコントロールとは、レーダーが届かない洋上空域の航空機を、位置通報と衛星通信を活用して管理する航空交通管制の方式です。

オーシャニックコントロール(Oceanic Control)とは、大洋上など地上レーダーが利用できない広大な空域を対象とした航空交通管制の方式です。陸上のレーダー管制コンチネンタルコントロール)とは異なり、リアルタイムのレーダー監視ができないため、特別な手続きと技術を組み合わせて航空機の安全間隔を確保します。

洋上管制の主な特徴と手続きは以下の通りです。

  • 位置通報:パイロットがウェイポイント通過ごとに管制機関へ報告する義務がある
  • HF通信:長距離伝播が可能な短波帯(HF)無線を使用した音声通信
  • SELCAL:管制からパイロットへの選択呼出システム(常時モニター不要化)
  • CPDLC:衛星・データリンクを通じた文字通信による管制指示・位置通報
  • ADS-C:航空機が自動的に位置・高度データを送信する自動従属監視システム

洋上空域では機体間隔の基準が陸上より大きく設定されており、縦間隔は10〜15分飛行相当とされます。近年はADS-BやGPS精度向上により「PBCS(性能ベース通信監視基準)」が導入され、一定の条件下では間隔基準を縮小することも可能となっています。

日本周辺の洋上は福岡FIR(RJJJ)の管轄であり、国際線の太平洋横断フライトや東南アジア路線で活用されています。

使い方・例文

太平洋を横断する航空機は、陸上管制圏を離れると衛星データリンクで位置を自動送信しながら、洋上管制官の指示に従って高度や経路を管理されます。

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