オメガ・ケンタウリとは?
おめがけんたうり
オメガ・ケンタウリとは、ケンタウルス座にある天の川銀河最大の球状星団で、肉眼でも確認できる天体です。
オメガ・ケンタウリ(Omega Centauri、正式名称NGC 5139)は、ケンタウルス座に位置する球状星団で、天の川銀河に属する球状星団のなかで最大かつ最も質量が大きいものとして知られています。地球からの距離は約1万7000光年です。
その外見的な特徴から、古代の天文学者たちは星雲の一種と考えていました。17世紀にエドモンド・ハレーが星として記録し、後にジョン・ハーシェルが球状星団であることを確認しました。ギリシャ文字「Ω」(オメガ)の名は、バイエル符号として与えられたものです。
オメガ・ケンタウリの主な特徴は以下のとおりです。
- 推定質量:太陽の約400万倍
- 直径:約150光年
- 含まれる恒星:約1000万個以上
- 複数の年齢・金属量の星が混在しており、単純な球状星団とは異なる起源が示唆される
その特異な性質から、オメガ・ケンタウリはかつて独立した矮小銀河の核が天の川銀河に飲み込まれた残骸であるという説が有力視されています。また、中心付近に中質量ブラックホールが存在する可能性も議論されています。南半球では肉眼でぼんやりした天体として見え、望遠鏡を使うと無数の星の集合体であることが分かります。
使い方・例文
南天の星空観察では、ケンタウルス座の方向に視点を向けると肉眼でもぼんやりとした光の塊として確認でき、小型望遠鏡でも無数の星が密集する壮観な球状星団の姿を楽しめます。
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