オオヤマネコとは?
おおやまねこ
オオヤマネコとは、北半球の森林地帯に広く分布する中型のネコ科野生動物で、大きな耳房と幅広い足裏が特徴です。
オオヤマネコ(大山猫)は、ネコ科オオヤマネコ属(Lynx属)に属する中型の野生ネコ類の総称です。ユーラシアオオヤマネコ(Lynx lynx)・カナダオオヤマネコ(Lynx canadensis)・スペインオオヤマネコ(Lynx pardinus)・ボブキャット(Lynx rufus)の4種が含まれます。日本にはかつてニホンオオヤマネコが生息していたとされますが、現在は絶滅したと考えられています。
オオヤマネコの外見上の主な特徴は以下の通りです。
- 耳房:耳の先端に黒いブラシ状の毛(耳房)がある
- 顔の飾り毛:頬から顎にかけて長い飾り毛(サイドバーン状)がある
- 幅広い足裏:雪面での沈み込みを防ぐ「スノーシュー」のような大きな足
- 短めの尾:他のネコ科と比べて尾が短い
北方の種(ユーラシア・カナダ)は主に寒冷な針葉樹林帯(タイガ)に生息し、雪中での狩りに適した体つきをしています。主要な獲物はノウサギで、ノウサギの個体数変動に合わせてオオヤマネコの個体数も増減するという関係が知られています。
ユーラシアでは生息地の縮小や毛皮目的の乱獲によって個体数が減少した地域も多く、ヨーロッパでは再導入プログラムが進められています。スペインオオヤマネコは世界で最も絶滅の危機に瀕したネコ科動物の一つとされており、保護活動によって個体数の回復が図られています。
使い方・例文
オオヤマネコは野生ネコ類や希少動物を特集する自然ドキュメンタリーや図鑑で、独特の耳房と雪に適応した姿とともに紹介されることが多い動物です。
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