エンパシーとは?
えんぱしー
エンパシーとは、他者の感情や立場を自分のこととして想像し、内側から理解しようとする共感能力のことです。
エンパシー(empathy)とは、他者の感情・思考・体験を、まるで自分自身がその立場にいるかのように内側から理解しようとする能力のことです。日本語では「感情移入」や「共感」と訳されることが多く、心理学・教育・医療・ビジネスなど幅広い分野で重要視されています。
よく混同されるのが「シンパシー(sympathy)」ですが、両者には明確な違いがあります。シンパシーは相手の状況に対して同情や哀れみを抱く感覚であり、自分と相手の間に距離感が存在します。一方エンパシーは、相手の視点そのものに立って感じようとする積極的な行為であり、より深い相互理解につながります。
エンパシーは主に以下の要素から成り立つとされています。
- 認知的エンパシー:相手の思考や視点を論理的に理解する能力
- 感情的エンパシー:相手の感情を実際に感じ取る能力
- 共感的配慮:相手を助けたいという動機が生まれること
現代社会では、多様性の尊重やインクルーシブな職場・教育環境を実現するうえで、エンパシー能力の育成が特に注目されています。自分とは異なる背景や価値観を持つ人の立場を想像することが、対話と協働の基盤となるからです。
使い方・例文
例えば、友人が失恋して落ち込んでいるとき、「つらいね、かわいそう」と外側から同情するのがシンパシーであり、「自分があの状況だったらどれほど苦しいだろう」と内側から感じようとするのがエンパシーです。
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