エックスハイトとは?
えっくすはいと
エックスハイトとは、欧文タイポグラフィで小文字「x」の高さを基準にした書体の寸法指標で、文字の視覚的な大きさに大きく影響します。
エックスハイト(x-height)とは、欧文フォントにおける小文字「x」の高さを指す用語で、タイポグラフィの基本的な寸法概念のひとつです。アセンダー(bやdのように上に伸びる部分)やディセンダー(gやyのように下に伸びる部分)を持たない文字の基準高として用いられます。
欧文フォントの高さは複数の基準線で管理されています。
- ベースライン…文字が乗る基準となる水平線
- エックスライン(ミーンライン)…エックスハイトの上端に相当する線
- キャップハイト…大文字の高さ
- アセンダーライン…bやhなど上部に伸びる文字の上端
エックスハイトが高い書体は、同じポイントサイズでも本文が大きく見えて読みやすくなります。そのため、小さいサイズで組む本文テキストや視認性を重視する標識・UI設計では、エックスハイトが高めのフォントが好まれる傾向があります。逆にエックスハイトが低い書体はエレガントで余白感があり、見出しや装飾的な用途に向いています。
デジタルフォントの選定やWebデザインの現場では、同じフォントサイズを指定しても書体によって見た目の大きさが異なる原因のひとつがエックスハイトの差です。デザイナーはこの概念を理解した上でフォントを選ぶことが求められます。
使い方・例文
Helveticaはエックスハイトが高いため、同じ14pxでもエックスハイトが低いTimesより本文が大きく見え、画面上での可読性が高い。
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