エチオピアインジェラとは?
えちおぴあいんじぇら
エチオピアインジェラとは、エチオピアとエリトリアで主食とされる発酵生地を薄く焼いたクレープ状のパンです。
インジェラ(Injera)は、東アフリカのエチオピアおよびエリトリアにおける伝統的な主食です。エチオピア固有の穀物「テフ(teff)」の粉を水で溶き、数日間発酵させた生地を大きな平鍋(ミトゥド)に薄く伸ばして焼いて作ります。直径40〜50センチメートル程度の円形で、表面には発酵ガスによる無数の小さな気泡(穴)が形成されるのが特徴です。
テフはアビシニア高原原産の極めて小粒な穀物で、グルテンを含まず鉄分・カルシウム・食物繊維が豊富です。発酵によって生まれる酸味がインジェラ独特の風味を生み出し、さっぱりとした酸味と弾力のある食感が食欲を引き立てます。
食べ方は、大きなインジェラを皿代わりにテーブルに広げ、その上に豆のシチュー(ワット)や肉料理・野菜料理を乗せて提供します。食べる際は手でインジェラを適当な大きさにちぎり、おかずを包んで口に運びます。箸もフォークも使わず、インジェラ自体が食器と食材を兼ねるため、食後は食べ残したインジェラも含めてすべて食べ切ることができます。
近年はエチオピア料理レストランが世界各地に広がり、インジェラはグルテンフリー食品としても注目を集めています。
使い方・例文
エチオピア料理店では、インジェラの上にドロ・ワット(鶏肉の辛口煮込み)やミサル(レンズ豆の煮物)が盛り付けられて提供され、インジェラをちぎってそれらを包んで食べます。
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