エクスパンションジョイントとは?
えくすぱんしょんじょいんと
エクスパンションジョイントとは、温度変化や地震などによる構造物の伸縮・変位を吸収するために設けられた継手部材のことです。
エクスパンションジョイント(Expansion Joint)とは、橋梁・建築物・配管・道路などにおいて、温度変化・地震・不同沈下などによる変位や伸縮を吸収・許容するために設けられる継手(つなぎ目)のことです。
構造物は気温の上昇で膨張し、低下で収縮します。鋼鉄や コンクリートは1℃あたり約0.01〜0.012mm/mの変形を生じるため、長大な橋や建物では無視できない寸法変化が発生します。エクスパンションジョイントを設けることで、この変位を吸収し、部材への過大な応力集中やひび割れを防ぎます。
主な用途と形式は次のとおりです。
- 橋梁用:鋼製フィンガージョイント、ゴム製止水板付きジョイントなど。橋面の継目で車輪の段差・騒音を最小化する
- 建築用:超高層ビルや長大な建物を複数棟に分け、地震時の相互干渉を防ぐ目地
- 配管用:蒸気・高温ガスなどを輸送する配管に設けられるベローズ(蛇腹)型継手
- 道路用:コンクリート舗装の目地(膨張目地)
適切な設計と定期的な点検・更新が求められる部位であり、劣化・損傷を放置すると水の浸入による腐食や走行時の衝撃増大につながります。
使い方・例文
橋を渡るときに感じる「コトン」という小さな段差がエクスパンションジョイントの位置で、橋桁の熱膨張を逃がすための隙間として設けられています。
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