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エキスパンダーとは?

えきすぱんだー

入力音量が一定レベルを下回ったとき、さらに音量を下げて背景ノイズや不要音を目立たなくするダイナミクス処理機器です。

キスパンダ(Expander)とは、音声信号のダイナミクスレンジを拡大する信号処理機器またはエフェクトです。コンプレッサーが音量の「上限」を圧縮するのと逆に、エキスパンダーは音量が閾値(スレッショルド)を下回ったときにゲインをさらに下げ、静かな部分をより静かにする働きをします。

主なパラメーターはコンプレッサーと共通しており、次のとおりです。

  • スレッショルド:処理が始まる音量の閾値
  • レシオ:閾値を下回ったときにどれだけ音量を下げるかの比率
  • アタック/リリース:処理の立ち上がりと収束の速さ

エキスパンダーの主な用途はノイズフロアの低減です。たとえばドラムのスネアマイクに設定しておくと、スネアが鳴っていない無音区間にハイハットやルームノイズが漏れ込んでくるのを抑えられます。レシオを極端に大きく設定したものはゲートと呼ばれ、閾値以下の音をほぼ完全に遮断します。

レコーディングスタジオでは、ボーカルのブレスノイズ抑制やギターアンプのハム音低減など、クリーンなトラックを作るために幅広く活用されます。DAWのチャンネルストリップやダイナミクスプラグインにも標準搭載されていることが多い、実践的なツールです。

使い方・例文

ドラムのスネアトラックにエキスパンダーをかけると、スネアが叩かれていない静寂の間に入り込む他の楽器の漏れ音やルームノイズを自動的に下げることができます。

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