ウーステッドとは?
うーすてっど
ウーステッドとは、長繊維の羊毛を精紡した滑らかで光沢のある梳毛糸、またはその糸で織られた高品質なウール生地のことです。
ウーステッド(Worsted)は、羊毛(ウール)の中でも比較的繊維が長いものを選び、梳毛(そもう)工程でしっかりと引き揃えて紡いだ糸、およびその糸で織られた織物を指します。名称はイングランドのノーフォーク州にある村「ウースター(Worstead)」に由来するとされています。
製造プロセスの特徴は、羊毛をコーミング(梳毛)工程でしっかりと繊維を平行に並べ、短い繊維(ノイル)を取り除くことにあります。これにより糸が緻密で均一になります。一方、短繊維もそのまま使う「紡毛(ウールン)」製法と対比されます。
ウーステッド生地の主な特長は以下のとおりです。
- 表面が滑らかで光沢がある
- シワになりにくく、シルエットが保ちやすい
- 軽量で着心地がよい
- 長期間使用しても型崩れしにくい
スーツ・フォーマルウェア・高級トラウザーズなど、きちんとした装いに用いられる生地として長く愛用されています。特にビジネスシーンではウーステッドのスーツが定番とされており、その品質と耐久性から高い支持を得ています。
使い方・例文
ビジネスシーンで着用するスーツに「ウーステッド素材」と記載されている場合、滑らかな表面とシワになりにくい性質が、長時間の着用でも清潔感ある見た目を保つ理由です。
この用語をシェア
最終更新: